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2007年6月15日 (金)

キケンな伝統・・・

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です。

今日は涼しい一日でしたね。というか、寒い・・・一気に10℃近くも気温が下がると体がおかしくなりそうですね。皆さんも体調管理には十分に気をつけてくださいね。明日からはまた気温が上がるみたいです。すごく楽しみです(笑)

さて、皆さんの街にはスクールバスというのはありますか?小中学生が登下校する際や、スポーツや行事等で遠くに行く際に活躍するのがスクールバスです。僕が住んでいる町にはこのスクールバスがあり、小中学生や高齢者の方も利用できる最良の交通機関です。

僕は小学校までは徒歩で3分、中学校までは自転車で5分の所に住んでいたので、このスクールバスを利用したことはありませんでしたが、違う意味でこのスクールバスには思い出があるのです。今日はそんな昔の懐かしいお話をしたいと思います。

僕が通っていた中学校では、先輩方から受け継がれた変な伝統がありました。それは毎年、部活を引退した3年生がある一定の季節になると行う対決です!その対決とは野球部とサッカー部の主将だけに許された「禁断の対決」なのです・・・

中学校3年の夏、最後の中体連を終えると3年生は部活を引退し、勉学に励む者、後輩の指導に携わる者、また進学後も部活を継続するために後輩とともに練習に励む者など、様々な進路に向かいます。僕は野球部の主将を務めあげ、高校進学後も野球を続けるために自主練習に励んでいました。(結果的には野球は諦めましたが・・・「15の決断」参照)

そして、そんな僕にもあの季節が訪れたのです・・・秋も終わりに近づき、まもなく冬になろうとするその頃にあの伝統的な対決は毎年開催されるのです。その対決とは『野球部とサッカー部の主将が、走っているスクールバスにしがみつき、どっちが長く落ちずにいられるか』という、危険極まりないバカな対決なのです!

この対決はもちろん先生には内緒です。言ったら即刻怒られるし、止められるからです。無論、部活以外の人にはこの対決の存在自体も今でも知らない人もいるかもしれません。まあ、野球部とサッカー部に所属している人で知らない人はいないとは思いますが・・・

この対決は僕が中学1年の時にはサッカー部が圧勝、2年の時にはわずかな差でまたしてもサッカー部が勝利と、サッカー部が連勝の中で迎えたのです。

『今年の対決いつやることにする?』僕とサッカー部の主将Mるは秘密の会談を開き、その計画を練りました。実は『実行する日は主将2人で決めて、それを誰にも口外してはいけない』というこれも伝統のルールがあったのです。それは僕が中学2年の夏に1つ上の主将が引退し、主将を任された時に引継ぎで託された伝統でした。

そして、ついにその日は訪れました。僕とMるは高鳴る緊張を抑えながらお互いの健闘を祈り、固い握手を交わしました。そしてターゲットとなるスクールバスが下校する生徒を乗せ学校の玄関を出発しました。僕とMるは校門の影に身を潜め、しがみつくタイミングをはかりました。過去の先輩の中には、この飛び乗るタイミングを逃し、しがみつけないまま負けた主将もいたようです。

スクールバスの後部には、ちょうど「とって」のようなしがみつけるものが4ヶ所ついており、2人がそれぞれ右手と左手でそれをつかみ、バスの後部のバンパーの上に足を乗せればそれで体勢は整います。

目の前をバスが通過し、僕とMるは同時にバスの後部に飛び乗りました。二人とも失敗なく無事に飛び乗りました。が、しかし予想以上に動くバスの後部は恐い・・・当たり前と言えば当たり前なんですが、まだスピードはそれほど出てはいませんが、それでもかなりの速度を感じました・・・降りるなら、速度が上がらない今なんですが、そこは両者譲りませんでした。意地と意地の激突でした。でも心の中では僕は泣きそうなくらい恐かったのを憶えています・・・

そしてバスが少し速度をあげ加速しようとした時、Mるが突然『やばい!』と言って僕の横から消えていきました。どうやら手が滑ったようでした。それを見た僕もすぐにバスから飛び降りました!転倒しながらもケガなく無事に降りることができました。僕はすぐにMるの所にかけより、『大丈夫か!』と声をかけました。幸いにもMるもケガをしてない様子で一安心でした。

こうして、伝統ある対決は3年ぶりの野球部の勝利で幕を閉じました。そして僕ら二人はこの伝統ある儀式の役目を果たし、やっと主将を引退することができたのです。そして、通学路からその光景を見ていたお互いの部活の友人や後輩が駆け寄ってきて、戦いの健闘を称賛してくれました。

これが僕の中学校に受け継がれている「危険な伝統」なのですが、今でもこの伝統は受け継がれているのでしょうか・・・今、この歳になると自分がしていたことの危険さを痛感し、できればこの伝統は終わっててほしい・・・と願います。というか、我が母校には今、野球部が存在してないんだ!(笑)だから、きっとこの伝統は終わってますね。良かった良かった(笑)

皆さんの中にも、こんな危険な事にチャレンジした事ある方はいらっしゃいますか?まあ、いないとは思いますが、これからやろうなんて人ももちろんいないと思いますが、絶対にマネはしないでください!特に小さい子は絶対にマネしないでください!危ないですから!18年経った今になって猛烈に反省している僕でした・・・

それでは今日はこのへんで。

(今日のマニアック有名人しりとり)

し(じ) ジャン・カルロ・フィジケラ(1996年にミナルディからデビューを果たしたイタリア人F1ドライバー。その後、ジョーダン、ベネトン、ザウバーを経て現在はルノーで活躍している。雨のレースに強い男としても有名。現在通算3勝をあげている。)

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コメント

こんばんは。
危険な対決で思い当たることがある!
それは僕の近所の友人で一時流行ったあそびなんだけど
僕が住んでたあたりでは梅雨から夏にかけてカミナリが頻繁に発生する。
で、イナズマから雷鳴までが数秒になると金属バットもって
堤防をどれだけ走れるかという度胸試し。
今思うと何が楽しいのか理解に苦しむけど
流行ったんだ。これが。
かなりのスリルだったよ。ホント命がけ。
結局ある時、堤防の近所の住人による学校への通報で
先生にこっぴどく叱られ、やめさせられた。
実際カミナリが近くに落ちてたこともあったから
その住人の判断は賢明だったよね。
事故がなくてよかったよかった。

投稿: fotofoto | 2007年6月15日 (金) 22時03分

fotofotoさん
かなり危険な遊びですねそれは!一歩間違えたら落雷じゃないですか。かなりヘビーなことが流行ってたんですね(笑)
近所の住民に本当に感謝ですね。まあ、子供の頃ってある程度の危険やスリルなんておかまいなしですからね(笑)逆に、そういうほうが子供らしいですしね。やけに冷静なガキとか、嫌ですしね(笑)

投稿: 猫男爵 | 2007年6月16日 (土) 13時24分

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