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2007年5月10日 (木)

9年間追い続けた背中・・・

9年間見続けた背中…

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です。

今日は自分の昔の写真の中から一枚の写真を引っ張りだしてきました。

この写真は僕が小学校6年生の時の校内マラソン大会の写真です。結果は、残念ながら2位でした・・・しかし、この写真の裏には壮絶なドラマがあったのです。

僕は小さい頃から走ることが大好きで、鬼ごっこなどの遊びでは捕まったことはほとんどありません。とにかく短距離、長距離とわず「走る」ことが大好きな子供でした。

短距離には僕の友人に全道クラスのとてつもない速い子(黄金世代の一人)がいたので、学年ではいつも2番手か3番手というところでした。

でも、長距離には自分でも自信があったほうで、小学生の陸上大会などにはよく参加していました。しかし、学年でどうしても勝てない友人が一人だけ存在したのです。その友人は僕の大の親友で今は横浜にいるんですが、Nゆきというやつです。

小学校の校内マラソン大会では1年生から6年生までの6年間、僕は常にNゆきの次にゴールして2位に終わったのです。まさに僕にとって「永遠のライバル」なのです・・・

1、2年生の頃の記憶はあまりありませんが、3~5年生になるとどうしても彼に勝ちたくて、色々な作戦を自分なりに練って大会に臨んだのを憶えています。

時には、最初からガンガン飛ばしてNゆきに差をつけて逃げ切る作戦!また時には、前半は体力を温存して後方のグループにいて最後で猛烈な追い上げをする作戦!でも・・・すべて失敗に終わりました。どんなことをしても僕の首には銀メダルしかかかりませんでした・・・

そして小学校最後のマラソン大会、6年生の秋が訪れました。写真でもわかるように、僕は成長期を迎え6年生にして身長は167センチあり、クラスでも後ろから2番目でした。それに対し、Nゆきはまだ成長途上の過程で身長や歩幅の差で僕は完全に優位にたってました。

そんな状況で迎えた最後のマラソン大会、僕は練習の時から決して彼には手の内を見せず、ふざけて走ってました。彼の心に油断を生ませようと考えたのです。そして、僕の頭の中にはもうひとつの完全なる作戦がありました。

それは、どんな事があっても彼の背中にぴったりと付く作戦です!たとえ、誰かほかのやつが先頭にたって先を走っていても、そいつに付いていくのではなくて、必ず最後にはトップにたつであろうNゆきの背後で彼をマークする、そして最後のゴール前で横に出てラストスパートで抜く!そんな作戦を考えていたのです。

レースは秋空の下、問題なくスタートしました。僕は当初の作戦通り、Nゆきの背後につきました。意外とNゆきはペースを上げず、僕もそんなに辛かった記憶はありません。そしてレース終盤、僕の予想通りNゆきはペースを上げてきました。それでも僕は決して離れずぴったりと背後に付いてました。明らかにNゆきはそれを嫌がってました!精神的には僕の完全なる勝利です。そして、外周コースからグランドに僕ら二人は戻ってきました。あと残り100メートル、僕は満を持して隣に並びかけました!『これなら勝てる!』一瞬僕の脳裏に勝利がよぎりました!しかし・・・Nゆきは速かった・・・あと数十センチ届きませんでした・・・僕の目の前で憧れの金ダメルが逃げていった瞬間でした。

最初で最後の僕がNゆきに勝てるチャンスでした。その後、中学生になった僕とNゆきの差は広がる一方で、僕は何とか学年2位は3年間キープしたものの、最後の中学3年生のマラソン大会では1分以上も彼に差をつけられてしまい、彼はもう僕の手の届かないレベルにいってしまいました・・・

小・中学校合わせて9年間、「マラソン大会」では僕の前にはいつも彼の背中がありました。追いかけて追いかけて、何とか越えたかった壁は越えることのないまま終わってしまいました。でも彼は僕にとっては大親友で、お盆や正月に帰省する際にはいつも会って酒を酌み交わしています。その時に、たまにこの「マラソン大会」の話も出ます。そのたびに僕は小学生に戻った気分になって、彼と楽しく昔話をします。

もしも、時を戻せるなら、小学生に戻ってNゆきともう一度、マラソンで勝負がしたいです!その時は必ず僕が1位になります!そう強く思って仕方のない猫男爵でした・・・

それでは今日はこのへんで。

(今日のマニアック有名人しりとり)

つ つみきみほ(映画やドラマ、舞台などで1990年代に特に活躍した女優。最近はめっきり見なくなった。)

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