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2007年4月16日 (月)

若き未来計画!

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です。

『Paradise☆Ocean』これは今頃僕が経営していたはずの店の名前です・・・

時はタイムスリップして1990年春、『野球』という唯一無二の夢を失った僕は、まるで『翼の折れた鳥』のように目的のないまま高校へと入学していきました。「朝起きて、学校へ行き、そして帰宅する。」そんな何の変化も無い生活がしばらく続き、色んな中学校から入学してきた友人も徐々にでき、少しずつ学校生活が楽しくなってきた頃、僕はある決意をしました!

『そうだ!大学へ行こう!大学に行けば今以上に色んな所から来た多くの人と友達になれるかもしれない!』そんな単純な理由が僕の心を揺れ動かしました。僕にも『目標』というものがやっとできたのです。

そして3年間勉学に励み、大学に見事合格することができました。そして1993年春、いよいよ花の大学生活がスタートしました。

大学生活は僕の想像以上に楽しいもので、クラスやサークルの友人がたくさんできました。そしてその生活ぶりはどんどん荒んでいきました・・・昼に起きて、大学にはサークルのためだけに行き、講義は出席を取る講義だけ行き、夜はバイト、飲み会、麻雀、日々それの繰り返し・・・暴飲、暴食、暴煙、暴遊・・・

そんな暮らしに未来の目標など存在するわけもなく、将来どんな職業に就きたいのかも全くビジョンが浮かびませんでした。しかし、そんな生活の中で僕に一つの光が射しました。

大学3年生、21歳のある夏の日の事です。その日僕は友人たち数人で海水浴に行きました。30℃を越す灼熱の夏空は僕の体とともに心までも暑く燃えたぎらしてくれました。

もともと僕は幼い頃から「海」が大好きで、親戚のおばちゃんの家が海のすぐ側にあったので、よく遊びに行ってました。何とも言えないあの「潮の香」が大好きで、テトラポットに登ったりしてよく遊んでいました。

でも都会で暮らす中で「海」の事などすっかり忘れてしまっていたのです。そんな僕の錆び付いた心のカギを開いたのも、また「海」でした。

そこの海水浴場は夏休み期間という事もあって、もの凄い数の人でごった返していました。日光浴や海に入ったり、ビーチバレーをしたりして僕は楽しんでいました。そして僕のハートに火がつく瞬間は突然訪れました!飲み物を買いに行った海の家で働く人の楽しそうな「笑顔」それが僕の目を一瞬にして輝かせました。「これだ!」僕の脳内でビビビッ!という革命が起きました。

それからというもの「海の家」に強い憧れも持った僕は、真剣に「海の家」をやろうと考え始め、本屋に行きそれに関する本を徹底的に買い集め調べまくりました。

まずは場所。北海道でやっても所詮「短い夏」なので先が見えている。ならば、本州ではどこがいいのか?調べた結果出た答えは「千葉の九十九里浜」でした。

そして、どんな海の家にするか?そのコンセプトが一番重要だったのです。なぜなら、九十九里浜には無数の海の家が存在し、激しい生き残り競争が行われていたからです。

そこで僕が考えたのが、海の家とは別に少し離れた所に「ペンション」を起き、宿泊客をターゲットにするという事です。もちろん、海の家でも軽食の提供、海水浴用品のレンタル等の業務も行い、日帰り客と宿泊客の両方を並行して扱う形態にしようと考えたのです。更に、週に2~3回ぐらいのペースでイベント(カップルデー・レディースデー・サーファーデー、かき氷早食い大会、ビーチフラッグ大会等)を開催し、若者層の注目を集めようとも考えました。

そして、定番の焼きそばや、ラーメン、かき氷や飲料水の販売などの軽食部門にも革命を起こそうと考えました。そのひとつが「流しそうめん」です。その他にも、日焼けの跡で文字タトゥー(文字のテープを体に張り、日焼けをするとそこだけが白く残る)などのサービスも提供しようとも考えました。

そして、この「海の家」の名前を『Paradise☆Ocean』という名前にして、いずれはチェーン店にも拡大しようと計画していました。

とにかく色々考えました。でも、当然大学生の僕にはその資本金となるものは全く無く、更には、「海の家」を出店するには営業権というものが必要で、海岸組合や海の家組合に所属したのちに、海岸法という法律に基づき市町村の許可をもらい出店できるとうい形態だったのです。そしてその必要経費も莫大な金額が掛かることも調べて初めて知りました。

僕の大学のゼミの先生が幸いにも弁護士だったので、法律の事を聞いてみたのですが、『海岸法はなかなか複雑な法律だし、市町村のしがらみもあるから難しいぞ・・・』と答えてくれました。

今となって思えば、21歳のバカな考えに真剣に答えてくれたゼミの先生に感謝です。僕もこれは「夢」であって現実的な「目標」ではないんだ・・・という事はわかってました。でも、どうしてもその憧れを消すことはできませんでした。

でも、この話は当時付き合っていた彼女にももちろん話せなくて、『何言ってんの!バカじゃないの?』と突き放されるのがオチで、一度もこの話しをしたことはありません。無論、そんな話を友人たちにも話せるわけもなく、今まで僕の心の中にずっと封印していました。

僕が「海好き」だという事を知っている人はいても、ここまで考えていたのかと思った人も少なからずいた事でしょう(笑)本当にバカでしょう俺って(笑)

そして時間だけが過ぎ去り、僕は大学を卒業し、地元で就職し、今に至るわけですが、今ではもうその「夢」は諦めました。海の家に行くことがあるとしたら、それは客の立場でしょうね(笑)

夢は夢のままで終わりましたが、21歳の僕が熱くなれたあの夏の激しい想いは一生忘れないでしょう。

は今も僕の心を静かに癒してくれます。その波の音や海鳥たちのささやきに僕は何度助けられたことでしょう。砂浜に描いた僕の夢物語は、押し寄せるに書き消されていきましたが、あの日胸に響いた熱い鼓動は、灼熱の夏の日ざしが僕を照らす限り、僕の心の中で生き続けていきます。未来永遠に・・・

今日は若き日に描いたある夏の未来計画のお話をさせていただきました。皆さんの中にも、人から見たら『バカじゃないの?』と思われるような無謀な未来計画を立てた方、あるいはそれを実際にやってみた方はいらっしゃいませんか?いずれにしても、夢や希望を持ち、それをビジョンとして描く事は良い事ですよね。僕はそう思います。

それでは今日はこのへんで。

(今日のマニアック有名人しりとり)

か(が) ガンバレイ・シウバ(爆笑ものまね紅白歌合戦などに出演しているピン芸人。バンダレイ・シウバの真似が得意。)

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コメント

おはようございます。
僕も諦めた夢がひとつあります。やぎ使いペーター。やりたかったのは長期滞在体験型観光農場です。この件に関して何度も妻と首脳会談の場をもちましたが、結論として「あんたそんなに動物好きじゃないでしょ!」幕。
最近抱いている夢の話は長くなりそうなので、またの機会に。

投稿: Hこ | 2007年4月17日 (火) 10時31分

Hこさん
こんにちわ。Hこさんも諦めた夢があったんですね。しかも凄くいい夢じゃないですか!でも、「夢は夢のまま」それでいいんです。夢って意外と叶っちゃうと思うようにいかないものです・・・たぶん(笑)
最近抱いている夢のお話、ぜひ今度聞かせてください!すごく興味あります!

投稿: 猫男爵 | 2007年4月17日 (火) 17時27分

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