« 春のモノマネ新作発表会! | トップページ | 日本の文化を後世に! »

2007年3月 2日 (金)

川に消えた第2ボタン・・・

こんばんにゃ~ 北の猫男爵です。

3月といえば卒業の季節ですね。昨日も数多くの高校で卒業式が行われ、それぞれが学び舎を後にして、社会の荒波へと巣立っていきましたね。

苫小牧市にある駒大苫小牧高校でも、マー君こと田中将大くんが無事に卒業式を終え、晴れてプロ野球選手の一員となりました。

マー君は「この高校に来て本当に良かったです。」と堂々と胸を張って答えてましたね。マー君は僕ら道民の誇りです!本当に3年間お疲れ様でした!そしてこれからも頑張ってください!と心から御礼を言いたいです。

そしてマー君は早速、今日のオープン戦に初登板し、強力なソフトバンク打線を1回とはいえ、3者凡退に抑えました。そのうち2つが三振というんですから、やっぱりマー君はゴールデンルーキーですね!ますます期待が膨らんできました。

さて、皆さんは卒業式で印象に残る思い出とかはありますか?

僕は思い出深いというか、切ない想いの卒業式があります。今となっては青春の1ページとして心に刻まれているだけですが(笑)

それは今から十数年前の中学校の卒業式のことです。

僕ら3年生は卒業式を無事に終え、教室での最後のホームルームも終え、いよいよ仲間との別れの時が近づいていました。

涙する女子、笑ってふざけ合う男子、3年間ともに過ごした学び舎との別れ、恩師との別れ、夜遅くまで部活で汗を流したグランド、落書きで色褪せた教室の壁、窓から見える木々たち、まるで別れを告げるかのような小鳥たちのさえずり、目を閉じるとすべてが僕の中で宝石のように心の中で光輝いていました。

僕は溢れそうな涙をぐっとこらえ、新しい人生の一歩を踏み出すために強く唇を噛みしめて目を開けました。

そして、みんなで後輩たちが見送ってくれる校庭へと向かいました。

僕の学校では、最後に後輩たちが3年生を校門を出る前に見送ってくるのが慣わしでした。

部活の後輩に胴上げされ、花束や色紙をもらい、あとは学び舎に別れを告げるだけでした。

でも、僕にはこの日どうしてもやるべきことがありました。それは制服の第2ボタンを好きな子にあげること。

今までなかなか伝えられなかった想いを伝えるには今日が最後のチャンスだったから・・・

いつも一緒にいたのに、どうしても悪ふざけしたり、からかったり、本当は二人でいるだけでドキドキしてたのに、ただ「好き」の2文字を伝えればいいだけだったのに・・・

だから今日だけは、素直な気持ちをぶつけようとそう誓っていました。

今の時代はどうなのかわかりませんが、第2ボタンを好きな人にあげるとうのは昔ながらの慣わしになっていましたよね?

そして緊張の瞬間は来ました。僕はその子を見つけ、歩みよろうと・・・と、その時目の前には後輩の女の子が・・・「第2ボタンください!」と真剣なまなざしで言うのです。

当時、僕の学校では毎年、後輩の女の子が先輩からボタンをもらうというのも流行していて、気がつくと数人の後輩に取り囲まれていました。

でも、第2ボタンだけはどうしてもあげるわけにはいかず、他のボタンを後輩たちにあげました。そして、残った第2ボタンをその子にあげるために、もう一度足を踏み出しました。と、その時僕の目に映った光景は・・・

その子は別の同級生の第2ボタンを笑いながらもらっているではありませんか・・・そして二人で一緒に歩いて帰っていくではありませんか・・・

僕はどうすることもできず呆然とするだけでした。結局、想いを伝えることもなく僕の15の淡い恋心はそれで幕を閉じました。(後で友人から聞いた話だと、その二人は高校へ行ってから付き合いだして、数カ月で別れたみたいです。)

その時、学校の放送を使って校庭に流れていたのはプリンセスプリンセスの「M」という曲です。今でもたまにこの曲を耳にするとあの時のシーンを思い出します。

その帰り道、僕はひとり小川の土手に腰をかけ、まだ雪解け途中の川の水面に向かって、渡せなかった「第2ボタン」を投げ捨てました。

なんか今考えると、「青春」ですよね・・・きっと幼すぎて、まだ「恋」の意味もよくわからなかったんだと思います。「好き」という気持ちを「言葉」にする大切さも知らなかったのだと思います。若かった・・・

今日は卒業シーズンということで、昔の苦い出来事を思い出して書いてみました。皆さんの心にはどんな卒業式の思い出がありますか?今度ぜひ聞かせてくださいね。

それでは今日はこのへんで。

(今日のマニアック有名人しりとり)

ぞ(そ) そうなっちゃう服部(1980年代後半に日本テレビで放送されていた「天才たけしの元気が出るテレビ」の「ダンス甲子園」というコーナーに登場したキャラクター。名古屋在住の現役高校生でワニ顔をしていた。実家はものすごく縦長の家で、確か3階建てだった。口癖は「やっぱ、そうなっちゃう?」)

|

« 春のモノマネ新作発表会! | トップページ | 日本の文化を後世に! »

コメント

こんばんは。
卒業式。懐かしい響きだね。
さみしいことに僕には卒業式の思い出と
いうのがあまりないんですよね~。
次の生活が楽しみで、もう意識がそっちに
向いてしまっていた気がします。
高校ではいい仲間に巡り会えてとてもよかった
んだけど、北海道での新しい生活が待ちどおしかった
ので、「みんなありがとう!元気で!」って
感じでした。淡白なんですね。元来。
「きっと幼すぎて、まだ恋の意味も~」って
ところにはとても共感します。付き合って
みたはいいけど、どうしていいかわからずに
別れてしまった人のことを思い出します。
恋することに憧れていたんでしょうね。きっと。
それも青春ですね。「淡い青春の~」という
表現が最近とてもよくわかります。年取ったんですね。

投稿: fotofoto | 2007年3月 2日 (金) 21時40分

fotofotoさん、こんばんわ。
卒業って響きはなんか切ないけど、同時に新しい生活や出会いが待っているという点ではワクワクもしますよね。
fotofotoさんの言う通り、若い頃の恋心って本当に恋の意味なんて知らずに、憧れだけなんでしょうね。
でも、そうやってみんな大人の階段を昇っていくんですから、人間って素晴らしいですね!
「淡い青春~」お互い歳を取りましたね(笑)

投稿: 猫男爵 | 2007年3月 2日 (金) 22時17分

こんばんは☆彡中学生ってまだまだ子供ですよネ、でも私も子供なりに一生懸命に恋してたって記憶があります^^当時付き合ってた彼氏さんと偶然ある飲み屋でバッタリ会って、昔の話に花が咲いた事がありました^^今はこんなに思ってた事言えるのに、あの時は全然だったね~懐かしいね~って(笑)学校で仲良く話も出来なかったですよ!家で電話しても『長いっ!』って親に怒られたり(笑)あの頃はまだ年齢的に『カップル』的な感じをオープンに出来なかったので、内緒で付き合ってる状態でした☆もちろん親にも言えない、それは相手が“ツッパリ”(昭和だね、今ツッパリって言ったら相撲?って言われるね)だったから尚更でした(笑)今の中学生は分からないケド、私達の年代はそうでしたよね?(笑)淡い思い出です(*^ー^)

投稿: 速水よこみち | 2007年3月 3日 (土) 00時21分

速水よこみちさん
そうですね。何かこの頃の付き合ってる状態っていうのは何かコソコソ感が漂っていましたね。
「ツッパリ」が相手なら尚更ですね(笑)やっぱりその人は短ランにボンタンとかでしたか?(笑)
当時は、携帯なんてもちろん無いし、家の電話で電話していたのって、今考えたら大変なことしてたんですよね。
すべてが淡い思い出です・・・

投稿: 猫男爵 | 2007年3月 3日 (土) 00時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 川に消えた第2ボタン・・・:

» [東北楽天]オープン戦編 [プロ野球]
いよいよ2月24日からプロ野球のオープン戦が開幕! 2007年シーズンに向けた前哨戦が始まります。 気になる選手の調子は?チームの調整具合は!? コメント・トラックバックで、東北楽天のオープン戦情報を大募集! みなさんの熱いエールをお待ちしています。 関連リンク オープン戦見どころ・東北楽天ゴールデンイーグルス(スポーツナビ) 球団別情報・東北楽天ゴールデンイーグルス(スポーツナビ) オープン戦日程(スポーツナビ) オープン戦順位表(スポーツナビ)... [続きを読む]

受信: 2007年3月 2日 (金) 22時08分

« 春のモノマネ新作発表会! | トップページ | 日本の文化を後世に! »